子どもが3人いると、
温泉旅行は「癒やし」というより、
正直なところ「どれだけ疲れずに帰れるか」がテーマになる。
これまで何度も、
「もう少し楽になると思っていたのに」
と感じたことがあった。
それでも振り返ってみると、
不思議と毎回「あまり疲れなかったな」と思える宿がいくつかある。
偶然かと思っていたけれど、
よく考えてみると、
そこにははっきりとした共通点があった。
今回は、
子ども3人(10歳・9歳・5歳)連れでも疲れにくかった温泉宿に共通していた条件を、
自分なりに整理してみたい。
(※ 奥日光・日光湯元休暇村も、その一つです)
我が家が何度も泊まっているのが、
奥日光にある 日光湯元休暇村 です。
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条件①|宿の「主な客層」が、最初から合っている
今思うと、
一番大きかったのはここかもしれない。
疲れなかった宿は共通して、
老夫婦と家族連れが中心の宿だった。
- 若者グループが少ない
- 静かすぎて緊張する空気でもない
- 子どもが多少騒いでも、視線が痛くならない
子ども連れ旅行で一番消耗するのは、
移動や食事そのものよりも、
周囲に気を遣い続けることだと思っている。
その点で、
日光湑元休暇村のような雰囲気は、
最初から肩の力を抜いて過ごすことができた。
条件②|子どもが「自分で時間を使える場所」がある
疲れなかった宿には、
必ず子どもが自分で時間を使える余地があった。
- キッズスペース
- ロビーや共用スペース
- 敷地内の散策コース
10歳・9歳くらいになると、
親と一緒に行動するより、
自分たちで動けるほうが楽しくなる。
5歳も、
兄や姉についていく形で自然に混ざれ、
「自分も一緒に遊べている」感覚を持ちやすい。
親が常に付き添わなくても成立する。
この状態ができると、
旅行全体の疲労感は一気に下がる。
子ども連れの場合、
館内の雰囲気や設備は、写真や口コミを見るのが一番分かりやすい。
条件③|食事が「イベント化」しすぎていない
意外と見落としがちなのが、食事の時間だ。
豪華すぎる食事、
長時間かかるコース、
静粛を求められる雰囲気。
これらは大人だけなら楽しいが、
子ども3人連れだと、
親の緊張時間が延びるだけになる。
疲れなかった宿の食事は、
- 子どもも食べやすい
- 大人も「ちゃんとおいしい」
- 淡々と進められる
主役になりすぎない食事だった。
条件④|温泉が「長湯前提」ではない
子ども連れだと、
温泉にゆっくり入る時間はどうしても限られる。
だからこそ、
- 短時間でも満足感がある
- 混みすぎない
- 動線がシンプル
こうした要素が、
「ちゃんと入れた」という感覚につながる。
長湯できなくても、
「まあ、入れたからいいか」と思えることが大事だった。
条件⑤|「何もしなくても成立する立地」
最後は、立地だ。
疲れなかった宿は共通して、
観光を詰め込まなくても成立する場所にあった。
- 散歩するだけで十分
- 景色を見て終われる
- 「せっかく来たから」が発動しにくい
予定を減らせることは、
そのまま疲労を減らすことでもある。
まとめ|「疲れなかった」は、偶然じゃなかった
子ども3人連れの温泉旅行で大事なのは、
「楽しませること」よりも、
疲れない構造になっているかどうかだと思う。
特に、
- 客層が合っている
- 気兼ねしなくていい空気がある
この2つは、
設備や豪華さ以上に効いてくる。
完璧な宿はない。
でも、この5つの条件を満たしている宿は、
「また行ってもいい」と思える確率が高かった。
もし今の家族構成や気分に合いそうだと感じたら、
空室状況だけでも一度確認してみると、イメージしやすいと思う。
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これらの条件を強く実感したきっかけが、
奥日光にある「日光湯元休暇村」でした。
実際に、40代夫婦+子ども3人(10歳・9歳・5歳)で泊まってみて、
なぜ疲れにくかったのかを、体験ベースで詳しく書いています。


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