― 奥日光・日光湯元休暇村が、我が家の定宿になった理由 ―
正直に言うと、
子ども3人(10歳・9歳・5歳)を連れての温泉旅行に、
「癒やし」を期待することはほとんどない。
移動はバタバタするし、
食事中は落ち着かないし、
温泉にゆっくり浸かれる時間なんて、あってないようなものだ。
それでも、
奥日光にある「日光湯元休暇村」だけは、毎回「あまり疲れなかったな」と思える。
派手な演出があるわけでもない。
でも、夫婦も子どもも、なぜか無理をしなくて済む。
我が家が何度もここを選んでしまう理由を、
少し整理して書いてみたい。
我が家が何度も選んでいるのは、
奥日光にある「日光湯元休暇村」です。
▶︎【楽天トラベルで日光湯元休暇村を確認する】子ども3人連れだと、温泉選びは一気に難しくなる
子どもが1人や2人の頃とは違って、
3人になると、温泉宿のハードルは一気に上がる。
10歳と9歳は、もう「大人しく」もない。
5歳は、予測不能。
全員のテンションを同時に満たすのは、正直かなり難しい。
静かすぎる宿だと、
「走らないで」「声小さくして」が増えて、
親の気疲れが倍増する。
その点でいうと、
日光湯元休暇村は最初から期待値をちょうどいいところに置ける宿だった。
子どもたちが“自分の居場所”を見つけられる
日光湯元休暇村には、
決して派手ではないけれど、ちゃんと使われているキッズスペースがある。
10歳と9歳は、到着するとほぼ反射的に「行ってくる」と言い、
4歳は兄や姉についていって、自然にその輪に混ざる。
ここでありがたいのは、
親が付きっきりにならなくても成立することだ。
子どもが楽しそうに遊んでいると、
親は「何かしてあげなきゃ」という役目から、一度降りることができる。
これだけで、旅行全体の疲労感はかなり変わる。
子ども連れで行くなら、
館内の雰囲気や設備は、写真や口コミを見るのが一番分かりやすい。
▶︎【楽天トラベルで日光湯元休暇村の写真・口コミを見る】温泉が最高、なのに「頑張らなくていい」
もちろん、温泉自体もとてもいい。
硫黄の香りがして、
奥日光らしい自然に囲まれていて、
いかにも「温泉に来たな」と感じられる。
でも、この宿の良さは、
「感動しなきゃ」「満喫しなきゃ」と頑張らなくていいところだと思っている。
子どもと一緒に入っても肩身が狭くならない。
長湯できなくても、「まあいいか」と思える。
結果として、
ちゃんと気持ちがほぐれる。
食事が「ちゃんとおいしい」ことの安心感
子ども連れの旅行で、
地味に大きいのが食事のストレスだ。
子どもが飽きる。
親は急いで食べる。
味わう余裕がなくなる。
でも日光湯元休暇村の食事は、
子どもにも食べやすく、
大人も「ちゃんとおいしい」と感じられる内容だった。
食事がイベントになりすぎず、
淡々と、でも満足できる。
この“ちょうどよさ”が、親にとっては本当にありがたい。
ロケーションが「何もしなくていい理由」になる
奥日光という場所自体が、
「何かしなくてもいい」空気を持っている。
予定を詰め込まなくても成立する。
少し散歩するだけで十分。
景色を眺めて終わる一日が許される。
子どもが3人いると、
つい「せっかく来たから」と欲張りたくなるけれど、
ここではそれをしなくていい。
夫婦+子ども旅行で、大事だと思ったこと
何度か泊まって思ったのは、
- 旅行で関係を良くしようとしなくていい
- 癒やされようと期待しすぎなくていい
- 「悪くならなかったら成功」くらいでちょうどいい
ということだ。
その基準で見ると、
日光湯元休暇村は、我が家にとって成功率の高い宿だった。
こんな家庭には向いている/向いていない
向いている家庭
- 子どもが複数人いる
- 完璧な旅行を求めていない
- 親も少し肩の力を抜きたい
向いていない家庭
- 大人だけの静寂を求める
- 高級感・非日常を最優先したい
- 子どもを「静かにさせる」旅行をしたい
まとめ
奥日光・日光湑元休暇村は、
「最高の思い出を作る宿」ではないかもしれない。
でも、
家族5人で行って、なぜか毎回あまり疲れない宿だ。
それは今の我が家にとって、
とても大きな価値だと思っている。
もし今の家族構成や気分に合いそうだと感じたら、
空室状況だけでも一度見てみると、イメージしやすいと思う。
▶︎【楽天トラベルで日光湯元休暇村の空室・料金を確認する】▼ 関連記事
子ども3人連れで温泉旅行をしていて感じたのは、
「良い宿」よりも「疲れなかった宿」には共通点があるということでした。
実体験をもとに、子ども3人連れでも疲れにくかった温泉宿に
共通していた条件を整理しています。

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